1000PPM倶楽部

1000PPM倶楽部が推進する健康&デコ活マンション
デコ活宣言をされている企業、デコ活応援団に参加されている企業の皆さまへ
ビジネス面でのデコ活に加え、健康経営と自社オフィスのデコ活に目を向けてみてはいかがでしょうか。
健康経営管理部署(人事)、施設管理部署(総務)にぜひつないでください。
「換気の管理により、地球の温暖化を防止し、感染症に負けない日本をつくる。」
誰かがやらなければならない。そう考えて始めました。
1000PPM倶楽部はこのテーマに賛同する仲間を増やし、活動の輪を広げていきます。


健康マンションと1000PPM倶楽部
「健康マンション」とは、夏涼しく、冬温かく、空気がきれいで、結露やカビの発生の無いマンションです。
加えて感染症防止は多くの人が住まわれるマンションにとって極めて重要であり、最善の対応が望まれます。
居住者が使用されるマンション共有部の換気が十分に行なわれることにより、CO2濃度を日常的に1000PPM以下に保つことが、感染症防止にとって欠かせません。
管理会社からマンション理事会に提案されることを想定していますが、ご不明な点は管理会社を通してこちらにお問い合わせください。
居住者の理解をはかり、協力を得て、これらの取組を推進しましょう。
1000PPM倶楽部ではそのためのツールをご用意しています。そこには各住戸での留意点も記載しています。
CO2濃度1000PPMは、コロナ下で厚労省がエアロゾル感染を防ぐための目安として示した数値です。
こまめな換気について

こまめな換気とよく言われますが、どんな頻度でどのようなレベルの換気をすればいいか示していないのはどうなんでしょう。
厚労省の「冬場における換気の悪い密閉空間を改善するための換気の方法」では、窓開け換気による室温変化を抑えるポイントとして、「一方向の窓を少しだけ開けて常時換気をする方が、室温変化を抑えられます」と記載されています。
「CO2濃度が1000PPMを超えないように、夏冬は下がりすぎないように(エアコンの電気使用量が増えるため)換気してください。」というのが正しい指摘です。
教室なら廊下の対角線の戸を大きく開けっ放しにしておけば、風が流れ、換気量が増えます。
どのくらい窓を開けるのがいいかは、CO2センサーを使って、1週間程度測定してみれば、誰にでもわかるのです。
フロアに1名の担当者を決めて、CO2濃度の測定をお願いし、様々な換気方法を試すことにより判明したベストな方法を提示してもらい、それに従って日々の運用をすればいいと思います。測定場所については、それほど気にする必要はありません。大きな空間でも、空気は平準化していくので、場所によるCO2濃度の差は少ないものです。
CO2センサーが1個あれば、フロア・空間を変えて、順次チェックしていけば済むので、さほど費用はかかりません。
デコ活マンションと1000PPM倶楽部

デコ活マンションとは、エアコンの電気代を減らし、CO2排出量削減につながる新しい取組を行うマンションです。
CO2排出量削減につながる新しい取組とは、CO2濃度を1000PPM以下に保てるのであれば、必要以上の換気をやめて換気を管理することにより、全体の半分近くを占めるエアコンの電気使用量を抑える(最も効果的な節電方法、夏冬にはエアコンの電気使用量が半分になることも) 取組です。外気が入らなくすれば、エアコンの電気使用量が少なくて済むのです。
共用部では廊下など人口密度が低いためCO2濃度が低く、逆に換気のし過ぎになっている可能性が高いです。その場合でも1日2時間程度は換気を作動させた方がよろしいでしょう。